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オサートの基礎知識【1】

“オルソケラトロジー”の技術を日本の医師たちはアメリカから学びましたが、それは元々西洋人の角膜データに基づいて開発された治療法でした。

オサートの基礎知識【1】

そして今度はその知識を元に日本の“オルソケラトロジー”のパイオニアとも言われる医院の医師が、2000年に“オルソケラトロジー”を導入して以来6年にわたって約5000人のデータを分析してさらに進化させた“オサート”という治療法を開発しました。

これは数々の学会で発表されて賞賛を浴びたり、多くのマスコミで取り上げられているだけでなく、米国の特許も取得しています。

では“オサート”と“オルソケラトロジー”の違いは何なのか見てみましょう。

両者とも、眠っている間に特殊なコンタクトレンズで角膜を矯正して視力回復を試みようとするものであるという点は同じなのですが、“オサート”の場合はこれまでの“オルソケラトロジー”の治療では不可能な範囲とされていた、“強度の近視・遠視、斜視・老眼・乱視”、さらには“円錐角膜”といった角膜の形状の異常なども矯正できるというものです。

その理由は、“オルソケラトロジー”のレンズというのが基本的には、患者に合わせて1度計測した形状に基いてずっと同じものが作成されていたのに対し、“オサート”ではレンズのデザインを1段階ではなく“角膜”の形状の変化に合わせて段階的に変更しながら治療を行うという方法がとられています。

そのために“強度の近視・遠視、斜視・老眼・乱視”、それに難しいとされている“円錐角膜”の治療までも可能になりました。

さらに“オサート”の治療で用いられるレンズは、それぞれの患者のその時点での角膜の状態に合わせて、極限まで微細に作成されているために、“強度の近視・遠視、斜視・老眼・乱視”だけでなくメスを使った視力回復の手術がうまく行かなかった場合に起こる近視の戻りなど、これまでの常識では不可能だと思われていた治療までも可能になりました。

このように“段階に応じて、少しずつ根気よく治療していく”というのが“オサート”の基本理念であるために、治療も長期的な視野に基づくもので、患者側にも「何としても治したい」という強い意志が必要となります。

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