次に、“オルソケラトロジー”とその進化版ともいえる“オサート”の治療の一般的な流れを比較してみましょう。

“オルソケラトロジー”の場合、まず第1に“問診”が行われます。
その際には近視・遠視、斜視・老眼・乱視などのどのような症状に悩んでいるか、そしてどの程度の視力回復を望んでいるかなどを医師から問われます。
そして、この時点で医師から“オルソケラトロジー”に関する大まかな説明があります。
第2には“適応検査”が行われ、「 “オルソケラトロジー”の治療が可能か」、「眼に異常はないか」、「ドライアイはどの程度あるか」などが調べられます。
その後第3の“カウンセリング”が行われて“適応検査”の結果が説明され、この時点で治療が可能かどうかを告げられます。
そして、治療が可能な場合にはそれに関する疑問や、不安に思っている点が納得いくまで説明されます。
第4はいよいよ“テストレンズの装用”ですが、その前にレンズの取り扱いについての説明があります。
その後で実際に検査結果から選ばれた最適なレンズを付けて、視力がどの程度回復するかを調べるために、そのまま2時間程度リクライニングチェアなどでくつろぎます。
第5は2時間の装用の結果を聞いて、この治療を開始するかどうかを患者が自分で判断して決定します。
そして治療を行う場合は、テストレンズの結果をもとに最適なレンズが選ばれて、その日の夜から治療が開始されます。
そして治療開始後1、2週間の時点で1回、1回目の検診の1ヶ月後に1回、2回目の検診の3ヶ月後、6ヶ月後、1年後を目安に診察が行われてレンズが適しているかどうかがチェックされます。
次に“オサート”の場合は、第1の“問診”、第2の“適応検査”の後に、第3の“カウンセリング”が行われて、その段階で治療を進める意志がある場合は完全にオーダーメイドのレンズが作成されてから本格的な治療に入ります。
第4に“オサート”の治療開始後から2週間に1度のペースで検査が行われて、フィッティング調整が行われます。
第5に治療開始後2、3ヶ月ごとにレンズを換えては段階的にゆっくり確実に治療していきます。
そのために、裸眼で安定した視力を得ることができるようになるまでには1年近くかかるようです。
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